ナリナリの好きな仁寺洞 |
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個人展をするということ。皆さんはどんなことだと思いますか?
まず、作品を売っていると知っている方は意外と少ないのだと、自分で展示会をしてよくわかりました。お稽古して、社中で発表して、懇親会とかして、片付けて・・・。そういう展示会が多いからかな?書道展って入場料もとらないし、いつもどこかでやってるしね。作品に値段がついてなければ販売しているようには見えないですよね。 それに、現代の家の事情もあって軸ものを買う習慣もなく。骨董品蒐集や茶道をたしなむ人はまだしも、気軽に見て買おう!なんて普通は思わないよね。。。 いろ~んな要因があって、作品がポンポン売れるということは期待できません。では、なぜお金をかけて制作して、場所を確保して、DM送って人さまに見てもらうべく個展を開くのか。 個展は決して発表会ではないからね、なぜ自分は制作するのか、それで何を成したいのか、それこそ哲学的なことも少し考えたりもします。「自己実現」とか「夢」とかだけでは意志を持続させるのに若干弱すぎマス^^; 準備の段階として、プレスリリースも大事な過程です。断られても、たとえ封も切らずに捨てられていたとしても不屈の精神でアピールし続けなくてはいけません。コツコツ頑張っていれば、いつか誰かが認めて声をかけてくれる・・・な~んてことは現実には滅多にないと考えていいと思います。 今日10月12日、長崎ケーブルメディアで私を紹介する映像が流れます。 http://www.cncm.ne.jp/catv/community.html 10分です。すごく短いです。でも、担当の方が何回も足を運んで丁寧に取材をしてくださいました。展示会場の様子から、表具師さんの工房までインタビューに行き、私が海外の先生とどのようにやりとりをしているのか、勉強や制作の過程で保管している様々な資料も撮影してくれました。 関心を持ってくれた。ありがたいことです。私が使命に感じて取り組むことを本当に理解しようとしてくれて、メディアを通して伝えようとしてくれていることに感謝をするし、個展をする意味ってそういうことでもあるんだと自分自身が納得できます。 さてさて、私は一体どんな風に映っているのでしょうか。オソロシイ^^; **************************************************************** 10月13日追記 「特集 ハングルde書」 昨日の夜は仮名のお稽古でした。この間忙しくてちゃんと書けなかったけど行かないわけにはいきません。先生には色々とご配慮いただいていたし、私もちゃんと習いたいから頑張って行きました^^ お稽古に出かける直前に、上で紹介したケーブルテレビの放送があったのでチラッとみることができました。まぁ~、私がフニャフニャ話している姿で画面がしまらないのですが、取材してくれた内容を上手に10分にまとめ上げてくれてありがたかったです。 特に!表具師さんの工房でのやりとりが入っていたことで話に品がでたというか、信憑性が出たというか、とても良かったです。表具師さん、カフェ、先生方・・・。いつもお世話になっている方々も素敵に紹介する内容で私としても満足満足♪ 少しは恩返しができたかな~。ふふふ。 猫がかわいく映っていたし、私が気に入ったのはこれ。「猫のように自由奔放な渡邊さん」というナレーション。もちろん、淡々と黙々としている姿を描いてくれました。でも、同時に、新しさや自由さ、明るさという面も強調してくれたことは私自身うれしいし、新鮮。 人と同じことをしていてはダメだ!なんて思ってやってきたことが目に見えて受け入れられるようになってきたのは、ここ数年のことです。もう40歳。ちょっと遅いけどこれからこれから^^ 担当してくれたMさん!どうもありがと~。
by narinya
| 2011-10-12 00:28
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