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きらきら50代だ!!!
by narinya
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宮体正字の練習

これは先日提出したハングル書道の課題。書体は宮体正字です。抑揚があってはらいもあるので漢字の楷書に似て見えます。

でも、私たちが日本の書写教育で慣れている筆づかいとは、またすこし異なります。筆の腹を使って線を引くのではなく、いつでも垂直に立てた筆でキリッとした線を書くのです。

筆の毛は一周360度、全ての面が使えますよね。縦でも横でも斜めでも、線を引くときは、いつも進行方向の側面を使います。要するに中鋒で書くということです。

板本体も中鋒ですが、宮体は正字であれフルリム体であれ、中鋒の筆づかいにプラスして上下運動があるということですね。


宮体正字の練習_d0090959_1114739.jpg


ここ数年、韓国の先生にきちんと教えてもらっていて、たとえ本場韓国の先生でも、これができない人がたくさんいるということがわかりました。まぁ、日本の書道の先生の実情も同じようなものですけど。

宮体は一筋縄ではいかない書体ですが、書けたら本当に綺麗です!そして、ハングル書道で鍛えると… あら不思議^^ 漢字を書くときの線質も変わってきます。私がそれを身をもって経験しました。

どこか優しいばかりの線で端正な字形にこだわっていた字が、ずいぶんと力強くなりました。やっぱり線質の追求が書道なのですよね。日本の書道をする人がもっとハングル書道もするようになればいいのになぁ。

中国の漢字書はやるのにハングルをしないって、一連の流れからしても何か欠けたまましてる感じがしませんか?そして、韓国の方々も漢字とハングルだけではなく、仮名書道をしてみようと思ってほしいです。言葉の壁はないはずです。あれだけ皆さん流暢に日本語をされるのですから。ビジネスと芸能だけではチト寂しいぞ。。。

彼らにそれを求めるためには、まず、日本人が歩み寄らないとね〜。そこがいろいろ責任のある側の役割だと思います。春を目標にもっと書道や水墨画、篆刻、そしてハングルも含むいろんな書体をちゃんと勉強するお教室を開きたいと思います。

文化交流の一環として、芸術活動として、真摯に取り組んでくれる方々を募集します!もちろん気軽なクラスも設けるつもりですが、目標はいつでも高くです。お知らせと募集ができるようファイティンです、わたしo(^▽^)o
出張講師も同時募集中です^ - ^

応援してください〜(≧∇≦)




by narinya | 2015-01-13 23:50 | 書道 calligraphy
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