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きらきら40代だ!!!
by narinya
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美術展覧会

先日、福岡市美術館へ「東洋の至宝 出光コレクション のこころ」を見に行きました。私は出光美術館のラインナップが好き。東京の出光美術館へも何度か行きましたが、いつも大満足^^

今回の展覧会では、創業者の出光佐三氏が、どのような着眼点をもって美術品を蒐集していったのかということを、仮名の古筆、やまと絵、文人画、陶磁器、他を通して見ることができます。

d0090959_137060.jpg図録によると、公開されたのはジャンルごとに選ばれた72点。でも、会期中の展示入れかえがあるので、実際に鑑賞する数はこれよりも少ないですね。ゆっくり、じっくりと見るのには丁度いい量でした。正直、量が多い展覧会では途中で電池切れになるアタシ。今回は無事に持ちこたえました(笑)。

そして、古筆や墨跡、文人画などの作品はもちろんですが、その表装の素っ敵なこと!特に「継ぎ色紙」の軸はよかった~。それにしても、残念なのは、図録には本紙部分しか印刷されていないということです Ψ(`◇´)Ψ

これは私の解釈ですが、きっと出光佐三氏は表具を見る目も持っていたと思うのです。きっと、そこにも価値を見出していたはずです。だとすれば、(だとしなくても私は見たいんで)表装部分も含めた写真を図録に載せるべきではないかしら。出光美術館さん! ご一考をお願いいたします!!! <(_ _)>

会期は、今度の日曜(13日)までってあしたまでじゃーん。この手のものがお好きな方にはオススメの展覧会ですので、是非ぜひお出かけしてみたらいかがでしょうか^^ 酒井抱一の風神雷神図屏風もよかったデス~。






作品の中には、私がやってみたい路線にドンピシャ参考になるものもいくつかあって、そういう意味でも収穫の多いお出かけだったのです。

でも・・・ そのうちのひとつにチョット疑問が残りました。仮名が書かれた短冊が紙の中央部分に位置していて、それを表装して軸に仕立てた作品。

それが、どの角度からみても別に書かれた短冊が紙に貼ってあるようには見えないし、作品の横にある説明にも「紙本着彩」って書いてあるわけです。だから、私は「紙に短冊を描いたんだ!わーいそういうの好き!」と思っていたのです。短冊の料紙は上下が藍の打雲になっていて、すっかりその部分を着彩した なんちゃって打雲料紙 だと。

d0090959_1325279.jpgが、図録には「料紙は藍の打雲で漉き上げ・・・」だって。ナヌ?さっきまで着彩って書いてあったじゃん?とても料紙を一枚上に貼ったようには見えなかったし(だって全然凹凸なかったモン)、くり抜いて貼ったようにはますます見えなかったし?

◂◂◂◂◂でも図録で料紙のアップ写真を見るとやっぱり漉いた様にも見えます。それほど上手い着彩(なんちゃって)なのか?う~ん、ビミョー(-_-)

そういう気になることって学芸員さんに聞いてもいいのかな。いちいち質問なんて受け付けないよねぇ。この作品、また見る機会があったらその時は質問してみよう~。
by narinya | 2007-05-12 13:20 | 楽しいお出かけ・手作業 | Comments(4)
Commented by souu at 2007-05-14 17:24 x
出光佐三氏が仙厓の「指月布袋図」に惹かれて購入したことに始まったという
ことですが私の好きな絵です。本物に接することが出来て良かったですね。
仰る通り図録は本紙部分しか載りませんね。継ぎ紙のお軸私も見たいです。
多分撮影禁止でしょうし。
Commented by housui303 at 2007-05-14 22:18
ああ、私も見に行きたかったわ~
narinya さんの着眼点もいつもながらすごい!
紙に短冊を貼り付けたのか書いたのか・・・気になりますね~
昔の技術は未だにわからないものがかなりありますね・・・
私のブログはちょっと忙しくて更新できていません・・m(_ _)m
Commented by narinya at 2007-05-15 11:04
>souuさま  はい^^ 仙厓のこの絵は、会場でも最初にありました。
やはり佐三氏のコレクション第1号だけあります。描こうとして描ける境地では
ない作品の代名詞みたいな^^ この絵の前で大学生くらいのカップルが
「これいいね~♪」なんて話していたのをみて、渋いデートだなぁと(笑)
継ぎ紙の軸は、そう上品という印象ではなく、ちょっと派手目でした。
本紙は、歌が書いてある生成に藍(ブルーっぽい)が継いであるものだったので、
表具も柄の布で、本紙の存在感に負けないように、という感じでした。

Commented by narinya at 2007-05-15 11:10
>housuiさま  この会場のでは、作品の横や裏まで見えるような展示が多かったので
けっこう変な姿勢での観察もしたのです。短冊、貼ってあったのだとしたら
すごく上手に貼ってあると思います。でも仮名の料紙って(そんな漉き込んだのは特に)
厚いとおもうのです。きっとね、描いてあるんですよ^^ 勝手にそう思うことにします。
ブログはまた余裕があるときの更新で(^^) 
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