ナリナリの好きな仁寺洞


きらきら40代だ!!!
by narinya
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あえて貼る

d0090959_2151652.jpg先日、コーヒーで染めた紙には、工筆画の技法でキクの絵を描いてます。写真は途中経過ですが、最終的にはカルタを3枚、絵の上に貼り付けようと思って、仮に置いてみたところです。

絵は、全くの初期段階で、線書きのあとに葉っぱに立体感を持たせたところまでです。これから花にも立体感を出していって、そのあとに全体に色をのせていきます。

でも、描いていると、手前だから濃くしようか、影だから濃くしようか、すごく迷います。描く箇所によってそのつじつま合わせが難しい・・・。あぁ、先生ならどうやって塗るのかなぁ?って、先生の作品の写真を見ながら手探りばかり。

でも、こうして時間と手間をかけた自作の絵に仮名を書いた紙を貼る!?ナゼに?と思う方もいるかもしれませんね。せっかく描いた部分が隠れちゃうけど、いいの。あえて貼るから 「貼り交ぜ」 になるわけです。

以前、ニューヨークのギャラリーに、ある書家が自分の作品を売り込みに行って、木っ端みじんに断られるシーンをテレビで見たことがあります。そのギャラリーのオーナー曰く、「書道作品は書くのに時間がかかっていないからね、作品としてみなすには難しいんだ」 ということでした。

そう、はっきり言われるとショックですが否定できない部分も・・・・あると思う。やっぱりね、作品という以上、どこかに工夫が必要なのではないかしら、と。それが、技法なのか、要した時間に比例するのか、考えるべき課題ですが、ひとまず時間に比例する編として、あえて貼ります、アタシ。
by narinya | 2007-11-01 20:15 | 画 picture | Comments(8)

ハングル書道の書体

昨年、韓国で買ったハングル書道の本を解読してみて、すこしですが体系的にわかりました。ただ、私が買った2冊の本を読んでみただけなので、実際にハングル書道を習ったり教えたりしている方が見たら、ん?という部分もあるかもしれませんがお許し下さい。

そうは言っても、ハングル書道って日本の仮名書道ほど教材も多くないようだし、韓国の書道用品専門店で店主にいろいろ聞いてみても、なんか今ひとつの認識っていうか・・・。やっぱり、よく聞くように、韓国では書道と言えば漢字書なのでしょうかねぇ。

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板本体-----(木版。古体、正音体ともいう)
 古体書 ①方筆(始筆終筆が角張る) →「月印千江之曲」「龍飛御天歌」
       ②円筆(   〃   丸い) →「訓民正音」(正音体という呼び方はここから)
 女四書

宮体-----(宮女たちが用いた書体)
 正字(楷書的な整った書体)
 古文正字(  〃  ) →小説「玉鴛重會縁」
 (行書のように流れがある書体)
 古文フ(  〃  ) →小説「洛城飛龍」
 半フ(  〃  ) →身分の高い女性が嫁ぐ際、整えた品物の品目記録。各種封書。
 진フ(  〃  진が?ですがフ体の中で連綿が一番多い) →様々な封書など

  フとは「流れ」という意味です。


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本を元に書体別に並べてみました。「わーハングル書道って色々あるんだー」というほどでもないです。厳密にいうと↑のようになるけど、見た目で書体ごと大まかに分けたら板本体・正字・フの3種類という感じです。

連綿(線がつながること)がより強いフもあれば、正字でもちょっと柔らかい感じのもあると思ってもらえればいいかしら。だから漢字書のように篆書・隷書・楷書・行書・草書と見た目にハッキリわかる違いは多くないです。

でも仮名を考えてみると・・・こんな風に「書体」として分かれないですよね。高野切れ風とか麗花集風とか、古典ごとの風合いで区別するくらいではないかなぁ。漢字だけをあてて書いたものからどんどん平仮名が洗練されていって、変体仮名もある程度決まってきて・・・。時代ごとにでも見ていったら「書体」として位置づけることもできたのでしょうか?

なーんて、最近は全然、仮名の勉強をしていなので何ともいえません~。諸先輩方、お気づきのことがあれば教えて下さい^^ ハングル書道は乗りかかった船(というか、乗ろうと思って韓国語始めたんだったったけ・・・)なので書体ごとに書いてみます。またご報告できたらと思います~。


d0090959_19112442.gifお盆ですねぇ。暑いですねぇ。長崎は人がいっぱいです。帰省中の人やらお盆休みで旅行に来た人やら。長崎のお盆は激しいから(爆竹!)外には出ません、ワタシ。怖いもん。もうすでにお墓で花火を上げる音がすごいんですケド~。
by narinya | 2007-08-13 19:16 | 書道 calligraphy | Comments(8)

奥の細道

d0090959_1012212.jpg
これまた随分前に書いたものですが載せてみます。「奥の細道」をとにかくダラダラと書きました。

散らし方も字形も墨継ぎも今みるとヒドイものです。といっても今ならもっとうまく出来るか?といえば、それはそれでとっても怪しいのですが。

これを作っていて楽しかったのは紙を買いに行って、色をどう配置するかあれこれやった時です。やっぱり書くことより配色や作業そのものが好きなんですね。
それに、何だかちょっとポジャギ(チョガッポ)っぽい?^^
by narinya | 2007-03-22 10:11 | 書道 calligraphy | Comments(2)

書けませぬ

親戚から頂いたカマボコのお礼を書くのに、もえらけにゃぁ(名古屋弁で)時間がかかりました。なぜなら腕が落ちていて書けないからであります、はい。そら、これだけ練習してない期間が長ければ当たり前です。手紙を素敵に書くことがアタシの目標の一つなのに、とってもマズイわ。

本当に技術を身につけたら、ちょっとやそっとのブランクは関係ないと聞いたことがあります。ということは、アタシは未だ発展途上だということですね。そうだ、毎月の本には必ず提出することを新年の目標にしよう!月に一度、ちゃんとブログで報告するようにしよう!と、意気込みだけにならないように頑張ろう(っていうのが、すでにあぶないですが。。。)
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年賀状を作った時の、画文様用の消しゴムはんこだけで、お手紙の紙を飾ってみました。金銀でなくてもカワイイなぁ。

d0090959_234597.jpg←封筒
るますけさんのところで紹介されていたポチ袋の作り方を参考にさせていただいて、ちょっと消しゴムはんこもおしてみました。

紙は、ナント、箱の中でカマボコの上にかかっていた紙!和紙風だけど片面がコーティングしてあって、なかなか丈夫そうな紙でした。ちなみに、はんこは内側におしてあります。透けて見える感じがいいかなぁと思ってやってみました。

と、ここまでは良かったのに、同封の写真が大きくて結局この手作り封筒は使えなんだ・・・。残念にゃんこでした。
by narinya | 2006-12-26 23:45 | 書道 calligraphy | Comments(8)

染織でみる歌の意匠

画中の葦手絵から始まって、蒔絵に意匠化された歌も葦手絵というようになっていった中、↓写真のような、染織に見られる同じような表現は、葦手絵とは呼ばないみたい。絵じゃないからかな?

江戸前期のこんな綺麗な小袖♪ 文字を絵の中にとけ込ませるあたり、葦手絵とよ~く似てますね。
両写真とも前出の 「詩歌と書 日本のこころと美」 図録より。

↓ 『常盤なる松に懸れる藤波の 花だにちるな春の名残に』 という歌の一部分。右袖から見ると
d0090959_1826549.jpg
「常」

「那」(な)

「累」(る)

「松」

「耳」(に)

胸の方には
盤・可(か)
連(れ)
類(る)・藤
奈(な)・美(み)

「常」と「松」は、藤の房そのもののように、「那」の旁はさりげなく花に沿わせて、「累」の最後の点はまるで藤の葉そのものに、「耳」は枝と葉を思わせる配置に・・・。絵に溶け込むようにしつつ、文字であることも、そこそこ主張されていて、絵と字の融合が見事だわ~。着てみたいなぁ^^

d0090959_17333516.jpg← これはまた別の小袖。

(右袖に金糸で)「紫」・「藤」・「花」です。背面にも漢字4文字。

これは、字が絵の添え物ではなく、字がデザインのモチーフとして確立されている作品ではないかなぁ、と思いました。ここには赤が要るねぇ。じゃ、藤と花は赤でいこうか、みたいな?


こうした表現と同時に、文字をもっと全面に出す表現もうまれました。今、仮名を書く時には、効果的に空間を表現する「散らし」ということが多く行われていて、それは、こちらの表現に近いように思います。でも、アタシは、こういうゴテゴテしたのが好きなんですけどね~。
by narinya | 2006-12-02 17:33 | 書道 calligraphy | Comments(2)

日本語と文字の装飾性

昨晩の「その時歴史が動いた」は、9世紀、平仮名がどのようにして市民権を得たのか、でした。その後の国風文化につながっていくことを考えると、言葉や文字には、すごい力があるものだなぁ、と改めて思います。

文字絵の記事は、主に漢字の装飾についてでしたが、文字自体を飾るのは漢字に限らず、アルファベットもそれは華麗に装飾されますよね。(ウェスタンカリグラフィーの本もあるはずなのに見つからない・・・クスン)

では、日本語(漢字を含む仮名表現)は?仮名文字を装飾?見ないなぁと思い、調べて見ました。

d0090959_10485666.jpg葦手絵(あしでえ)
平安の中期以降、葦の葉がなびくごとく、画中に紛らわしく文字を描き入れることが流行りました。左の写真では、まだ文字よりも葦の方に形態が近く、文字というには無理が・・・。しかしナゼ、これが流行ったのかしらねぇ?
(← 視覚デザイン研究所 「日本・中国の文様事典」 より ↓)
d0090959_10485624.jpg

右は 「平家納経序品 見返し」 の部分にある葦手絵です。
これには、草などの根元に判読できる文字を書き入れて
いますね~。絵で表現した歌の一部言葉を葦手絵として
書き入れて、その絵とリンクさせてたんです。



↓ 「千歳蒔絵硯箱」 (1991年 東京国立博物館 「詩歌と書 日本のこころと美」 の図録より) 
d0090959_1053745.jpg
鎌倉、室町時代に入ると、画中よりも、蒔絵などの工芸品に多く見られます。

さりげなく文字を配置するより、むしろ、文字自体を絵のモチーフにしているように感じます。文字を飾るのでなく、文字で飾るという感じ。


梅の幹に沿って上から 「君(きみ)」 「賀(が)」、地面の岩に沿って右から 「千(ち)」 「と?止?(と)」 「世(せ)」。 蒔絵の絵であらわされた和歌の一部を抜き出して散らされてます。

こうした蒔絵や螺鈿細工での表現を経て、葦手絵は段々と見られなくなっていきます。そして江戸に入ると文字はデザインの素材のようになり、現代よりも大胆に使われたりしました。文字自体を飾るよりも、文字を材料としてデザインにいかす。きっと、その中で散らし書きも洗練され、今の様な空間の美にまで発展したんじゃないかな~と思ったりしました。次回は江戸にスポットをあててみます^^ 
by narinya | 2006-11-30 10:48 | 書道 calligraphy | Comments(2)

臨書だけど作品ってことで 2 

3年前、書展の臨書部門に出品した小島切の全臨。(写真は一部) 手頃な紙がなかなか見つからず最終的に旅先の京都で買った紙に書いて、ギリギリで間に合ったという作品。褒賞頂きました。
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             **********************

二玄社日本名筆選24(↓写真)の解説によると、筆のタッチからみて、伝承筆者の小野道風よりも時代は下がって、11世紀後半の書写とも推定できるらしいです。注目すべきは、書かれたこの料紙。
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紙を漉く時点で色のついた繊維を漉き込む、漉き染めという技法があります。右は、その中の飛び雲という種類。

でも、この漉き染めという技法は、現在もハッキリとは解明されていないそうです。古文書の中には飛び雲か?と思いきや、カビだった!ということもあるらしい・・・。
by narinya | 2006-11-14 10:29 | 書道 calligraphy | Comments(3)

七夕の詩

d0090959_12205097.jpg
画仙紙にハケで、金泥を混ぜた淡墨を引いて、(一応)天の川のつもり。
半切1/2を横に使いました。

自分勝手に散らして書いちゃいました。
これは知り合いのアメリカ人にお土産として差し上げたものです。
by narinya | 2006-10-05 08:47 | 書道 calligraphy | Comments(0)

競書誌パート2

d0090959_11292995.jpgうふふ。メインの本の他、個人的によその書道会からも毎月、本を購読しております。

なぜなら、こちらは仮名が充実しているから。それと仮名を書くための紙、すなわち「料紙」の研究が熱心で、毎号の表紙自体が「料紙」の作品だから。私がこうして、他の会と浮気をしていることは、言うべき先生には話してあります。

でもね、例え話していなくてもいいんですよね。本を買うのは完全な自由なのですから。一つの会だけ、一人の先生だけ、一つの書風だけ・・・。少なくとも、私のスタイルではありません。

一つ所で懸命にやる。色々浮気しまくる。どちらも失うもの得るものがあって一長一短。今の私は・・・・失っているものの方が多く見えると言われるかもしれません。でも価値観の問題だもの。別にいいかなって思います。
by narinya | 2006-09-30 11:29 | 書道 calligraphy | Comments(0)

臨書だけど作品ってことで

d0090959_12255945.jpg
写真を圧縮してのせると線がきれいに出ないのが残念。これは「麗花集」の臨書(全臨の一部)。ずいぶん前に展覧会に出すために書きました。光栄にも、臨書部門で準大賞をいただいた思い出があります。

「香紙切」とも呼ばれるんだけど、書かれた当時には、虫除けのために染めた紙自体、良い香りがしたのだとか。どうせ臨書するなら、その香まで再現できたら、書く自分も鑑賞する側にも楽しい作品になるだろうな~と思ったりします。

これからは、ただ見るだけでなく、触れたり、香をかいだり・・・そんなこと出来る書作品があってもいいかもね。
by narinya | 2006-09-25 12:50 | 書道 calligraphy | Comments(2)


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