ナリナリの好きな仁寺洞


きらきら40代だ!!!
by narinya
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グラバー園の唐紙

長崎の出島では復元工事をして、その中のオランダ商館という建物を復元するときには、オランダの美術館にある、当時の模型をもとにしたそうです。その模型には、唐紙が実際に貼ってあった上、資料として別に保管もされていたんですって。それをもとにして、京都の「唐長」で版木(ちなみに唐長では板木という)からおこして作ったのだと 「京都、唐紙屋長右衛門の手仕事」 に書いてありました。

その本には、グラバー園にも 「唐長」 の唐紙が使われているのだけど、余り知られていないとも書いてありました。当時、普通に洋館の内装するのに発注されて、近年、古くなった部分を同じ版木で刷って補うという、生活の中にある本来の唐紙の姿です。

出島の方は、皆さま、よくご存じのようですので、今回はアタシnarinyaが勝手に代表して、グラバー園まで行って見てきました。わかりづらかったのですが、ありました♪ありました♪

d0090959_18284470.jpg旧グラバー住宅の天井です。

ひとしきり園内を見て回ったのに、唐紙らしきものが全然見あたらず、ないじゃ~ん!と半ば諦めモードでふと頭上をみるとあったんです。

風邪で鼻水出て上を向いたら、おおっ!と。(笑)


d0090959_18294819.jpgたぶん、照明の周りが当時のもので、その周りを修復したのだと思うのですが、これは未確認です。

でも明らかに異なる人の手だし、時代もちがいますね。全部張り替えなかったことがまたニクイ~!



d0090959_1759026.jpgで、家に戻って 「唐長の『京からかみ』文様」 という本で探したところ、載ってました。文様は松菱(大)という名前でした。絶対にこれですよね。

この文様の唐紙は、旧グラバー住宅以外にも、旧リンガー住宅の天井にも使用されていました。そちらは天井自体のいたみがひどく、唐紙ごと破れていて・・・。ちょっとかわいそう。



d0090959_1913211.jpgその旧リンガー住宅の天井には別の唐紙もありました。これは手持ちの本では確認出来なかったのですが、たぶん「唐長」さんのではないかと。

この雲母(きら)の光り具合の絶妙なこと。ほんとうにステキです♪♪♪
by narinya | 2006-11-16 17:59 | 楽しいお出かけ・手作業 | Comments(6)

臨書だけど作品ってことで 2 

3年前、書展の臨書部門に出品した小島切の全臨。(写真は一部) 手頃な紙がなかなか見つからず最終的に旅先の京都で買った紙に書いて、ギリギリで間に合ったという作品。褒賞頂きました。
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             **********************

二玄社日本名筆選24(↓写真)の解説によると、筆のタッチからみて、伝承筆者の小野道風よりも時代は下がって、11世紀後半の書写とも推定できるらしいです。注目すべきは、書かれたこの料紙。
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紙を漉く時点で色のついた繊維を漉き込む、漉き染めという技法があります。右は、その中の飛び雲という種類。

でも、この漉き染めという技法は、現在もハッキリとは解明されていないそうです。古文書の中には飛び雲か?と思いきや、カビだった!ということもあるらしい・・・。
by narinya | 2006-11-14 10:29 | 書道 calligraphy | Comments(3)

消しゴムはんこ+ぼかし染め

d0090959_1312214.jpg仮名用の雁皮紙に前にも使った消しゴムはんこで模様になるように押しました。

その上から網とブラシを使ってぼかしを入れてみました。

次は、この手作り料紙に字を書いてみようと思います。楽しみです^^
by narinya | 2006-11-09 11:50 | 消しゴム eraser | Comments(2)

消しゴムはんこで料紙づくり実験

d0090959_1316120.jpg葉っぱみたいな形の消しゴムはんこ↓一つを、濃淡つけて繰り返しおしました。

手作業で大量に作るのは無理だけど自分だけの料紙ができるのは楽しいな。

具引きした紙に雲母でパターンをおしたら、ちょっと唐紙風なんていうこともできるかも。
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by narinya | 2006-10-31 13:03 | 消しゴム eraser | Comments(2)

継紙(扇面)

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以前アップした継紙には、切り継(直線にスパッとした線で継ぐ)もありましたが、これは破り継だけです。破り継といっても、目打ちで跡をつけてから、そ~っとちぎるという感じです。

配色や各パーツの形など、特に決まりはないと教わりました。これは、右上に明るい白を小さくおいて、光が差し込む感じになるかな~と思って作ってみました。

これも、未だ何も書かずに、料紙としてそのままとってあります。裏打ちもしてあるので、スグに書けるんですけど、せっかくの料紙、腕の方に不安有りでございます。
by narinya | 2006-10-10 12:55 | 書道 calligraphy | Comments(0)

七夕の詩

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画仙紙にハケで、金泥を混ぜた淡墨を引いて、(一応)天の川のつもり。
半切1/2を横に使いました。

自分勝手に散らして書いちゃいました。
これは知り合いのアメリカ人にお土産として差し上げたものです。
by narinya | 2006-10-05 08:47 | 書道 calligraphy | Comments(0)

競書誌パート2

d0090959_11292995.jpgうふふ。メインの本の他、個人的によその書道会からも毎月、本を購読しております。

なぜなら、こちらは仮名が充実しているから。それと仮名を書くための紙、すなわち「料紙」の研究が熱心で、毎号の表紙自体が「料紙」の作品だから。私がこうして、他の会と浮気をしていることは、言うべき先生には話してあります。

でもね、例え話していなくてもいいんですよね。本を買うのは完全な自由なのですから。一つの会だけ、一人の先生だけ、一つの書風だけ・・・。少なくとも、私のスタイルではありません。

一つ所で懸命にやる。色々浮気しまくる。どちらも失うもの得るものがあって一長一短。今の私は・・・・失っているものの方が多く見えると言われるかもしれません。でも価値観の問題だもの。別にいいかなって思います。
by narinya | 2006-09-30 11:29 | 書道 calligraphy | Comments(0)

継紙

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平安時代に花開いた仮名文化の中、紙を美しく加工する技術も同時に発展しました。漉き、染め、型文様、手描き文様、金銀砂子などなど・・・・。私がここで挙げるには余りの勉強不足に恥ずかしくもあります。

当時どのように作られたのか、現在再現するのには不確かな技法もあるようですが、この継紙については熱心に研究をされている方々のお陰で、その美しさが今によみがえりました。

私が作ったこの継紙は、基本的なことを組み合わせただけの、まったく単純なものです。でも美しく加工された紙を用いるだけで、もうドキドキワクワクです。制作過程で出た、どんなに小さな破片も捨てられません!

十二単のようにグラデーションに配して継いでいく重ね継ぎなどは、継紙技術の集大成とも言えるかと思います。

継紙に仮名を書くもよし、書かずに紙自体を作品とするもよし。そう考えていくと、「書道」の勉強なのに書かなくてもOKで・・・・?「私、書道やってます」ってどういう意味なんだ?と考えることが多いnarinyaなのでした。
by narinya | 2006-09-30 11:05 | 書道 calligraphy | Comments(0)

手紙風の作品

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何を書くのか、どんな体裁で見せるのか、そんなことに疑問が出てきた頃の作品です。漢詩も素敵だけど、私は中国語読めないし。掛け軸もかっこいいけど、床の間ないし。(すごく欲しいけど) 巻物も優雅で大好きだけど私が作る物には、ちょっと格式張りすぎてるし。

そんなことを考えていたら、結局は薄い紙で裏打ちしてもらっただけのものを、ダラ~と横に置いてもらって、それを皆さまにお見せすることになりました。銀座鳩居堂で披露するには気楽すぎた感はありましたけどね・・・。

内容は、学生時代に母からもらった手紙です。紙には好きな萩の花を中国工筆画で描きました。自分にだけ大事な言葉を書いて、それを人に見せるのは自己満足すぎるかな?なんて思ったりもしたけれど、創作自体が自分のためだもの。難しく考えないでいいんだと思うようになりました。
by narinya | 2006-09-29 14:23 | 書道 calligraphy | Comments(2)


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