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きらきら40代だ!!!
by narinya
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narinya流 競書誌の活用法 7 (変化のある字)

d0090959_1927244.jpg活用法6 とは反対の要素を持っているものだと考えてみました。
字が切り出された紙の大きさも違えば、偏と旁の関係、画の角度や長さ、空間、墨量にいたるまで、変化がない字でみた法則が当てはまりません。

実際、ここまでは自己流ではあるけれど、何かしらの傾向や法則のようなものがないか、という視点でみてきたわけです。が、この写真のように、字は解読可能な範囲であれば、どうとでも変化はつくわけですよね。

変化がある字に、あえて傾向などを見出す必要もないかな、とも思います。これまでに分析したものを、その反対の視点からみていけば、傾向は傾向であって、規則ではないことに気付きます。

たとえば、縦に見栄えのする縦画を短く、横に広がる字を狭く、画数に反比例するような大きさに・・・・傾向は変化をつける道具にもなる、ということです。美的にどうか、はまた別の問題として、ですが。

美術部がなかった高校で、放課後、個人的に指導をして下さった美術の先生の言葉を、今でもよく覚えています。 「創造は破壊から生まれるんだよ」 高校一年生の私には、何だか哲学的で、でもかっこよく響いた言葉でした。意味は、わかったような、わからないような、という程度でしたけどね。

その時、先生は、固定観念を放つ力を持ちなさい、とおっしゃっていたのだと思うのです。分析という名の下に、集字をして、固定観念を持ってみてきたわけですが、作った集字帳が本屋で買う集字典と異なる点は、この力を備える手段になるところだと思います。単なる、カンニング帳に終わらない、自分だけの集字帳を皆さんも是非つくってみてください。すこし根気が必要ですが、楽しいですよ。^^
by narinya | 2006-10-14 19:27 | 書道 calligraphy | Comments(2)

narinya流 競書誌の活用法 6 (変化がない字)

題に、変化がないと書きましたが、一期一会の書道の世界。変化がない、などと言ってカテゴライズするのは難しいのですが、あくまでも比較の上、その傾向がみられるという意味です。
d0090959_12125532.jpg
写真は 「猿」(左)、「煙」(右)です。字を切り出し、貼って集めてみることで、いろんな角度から比較、観察することが容易になります。その中で、違いが多くみられる字もあれば、変化に乏しい字がある場合もあります。それは、おそらく、作者(この場合は会長)の感覚によるものと思います。

集字の目的は、自分なりに比較、観察、分析、そして活用をしてみることだと思います。お手本の存在が大きい(会に所属すれば尚更に)書道の世界ですから、猿まねになりがちです。でも、猿まねをするにしても、理解した上でしたいじゃありませんか。アタシは欲張りだから、余計そう思うのかもしれません。

造形的に変化のほとんどない字だと判断するのに、アタシは次のような部分に着目して法則としてみました。
 
切り出した紙の大きさ (同じ大きさが並ぶようなら作者はいつもその程度の大きさでしか書かない)
偏と旁の関係 (偏と旁の距離、上下の差などに一定の規則性がある)
画の角度、間隔、それによって生まれる空間 (これらがいつも同じようなら字の印象も類似)
墨量 (著しく多墨、または渇筆でない限りは、判断の基準にはしませんでした)

こんな基準でみていくと、まず、画数が少ない字 「日」、「白」、「雨」、「玉」、「西」・・・などは、どれを見ても、ほとんど同じでした。画数がない分、変化もつかないという必然性があるんだと思います。画数に関係なく、ある字が、いつも一定の法則で書かれているならば、それはイコール会の書風ということでしょう。

つまり、上記に当てはまるような字を自分が書く際に、大して苦労することなく、会の書風に合わせられるということです。本の昇段級試験、創作などに、これは大きな武器になると思いませんか?
by narinya | 2006-10-13 12:12 | 書道 calligraphy | Comments(0)

narinya流 競書誌の活用法 5 (横画で広がる字)

d0090959_1374862.jpg縦の次には、やはり横の空間へ広がる字かな、と思って書いてみます。

アタシの集字帳からわかったことは、楽に横に広がるのは 「へん と つくり」 で
パーツ自体が横方向に多いか、もともと画数の多い字 「楼」、「燈」、「湖」、「微」・・・など。複雑な形の分、スペースが必要だと考えれば当然ともいえます。

この他にあったパターンで、なるほど~、と思ったものは以下のような字でした。
まず、部首・部分でいうと、れっか(れんが)や、したごころ、くさかんむり、にょう等がつくものが多かったんです。

写真の 「愁」の他、「窓」、「照」、「落」、「萬」、「遅」、「廻」・・・など。共通していることは、広げる役目をする横画が入っていることだと思います。部首では分けられなかったけれど 「江」、「出」、「竹」 なども幅を出せる字だということがわかりました。決して複雑な字形ではないのに、です。やっぱり横画がポイントのようですね。

上記のように、字に横画がある場合はもちろんですが、それには 「連綿」 から生まれる横画も含まれるかもしれません。写真の 「愁」 の字は、したごころ部分ではなく、秋の部分の連綿(偏から旁にいくところ)が横画の役割をしていることが大きいという見方もできます。この分析は、アタシ自身、今後の課題になりました。
by narinya | 2006-10-12 13:07 | 書道 calligraphy | Comments(0)

narinya流 競書誌の活用法 4 (縦に見せる字)

d0090959_1737392.jpg造形的に見せ場となる部分を作るときに、最後に書く縦画を利用して、筆を大きく動かすことが多いようです。

写真は 「帰」 の字ですが、この他には 「中」、「人」、「寂」、「行」、「竹」・・・・。

そして、「帰」、「樹」、「帝」、「帯」、「何」・・・・などは、どうも、お決まりの盛り上げ役とも言える字形として、使われていることがわかりました。横画+縦画で生まれる、字の外側の空間の他、字の中にも空間(丸く空間ができますでしょ)
ができることが、その理由のようです。

ということは、これらの字が出てきたら、集字したものを参考にして思いきり書く。そのためには初めから、そのような字が含まれている詩を選ぶ、ということも一つ手かもしれませんね。

でも、ただの切り貼りしたような作品にしないために大事なことは、集字帳を見て使ってみようと選んだ字を、今一度、原本であるファイルの条幅作品に戻って確認することです。

集字帳から選んだ字が、前の字の終画から次の字の一画目と、どのような関係で書かれているのか、そこにある理由は何なのか、ということを考えて(あくまでも自分の考えでいいと思います^^)使うこということです。
by narinya | 2006-10-11 17:37 | 書道 calligraphy | Comments(0)

narinya流 競書誌の活用法 3 (集字は数を集める)

集字する基準といっても別に難しくありません。集めるときよりも、集めた後に、ある種の法則を持って観察する、と言った方が正しいかもしれませんね。

集字は数が勝負です。とにかく、詩の中に出てくる頻度の高い字を見つけては、原本をコピーしたものから、それを、ひたすら切り出して貼って、切り出して貼って、切り出して貼って・・・です。字を切り出す時には絶対にカッターで!詩がバラバラになると、一気にやる気をなくしますから(笑)、ここは気をつけなくてはいけません。
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写真は 「山」 ですが、この他にアタシが多く集字できたのは 「雲」、「雨」、「人」、「江」、「帰」、などなど。何か傾向や法則があるのか?を調べるのが目的ですから、3~5ヶあったら、必ず切り出して貼って、です。

切り出した字に添えた番号をたどれば、また作品に戻って観察ができる。これこそが、オリジナルで集字帳をつくることの、一番の目的といってもいいのではないでしょうか。^^
by narinya | 2006-10-10 08:42 | 書道 calligraphy | Comments(0)

narinya流 競書誌の活用法 2

d0090959_1532512.jpg条幅をファイルして、通し番号をふったものを原本にして、それのコピーをとります。

で、やることといえば、そのコピーから字を切り出して別紙に貼って左の写真のように 「集字」 帳を作るんです♪ 

つまり、条幅をファイルし通し番号をふったもの(これが原本)→そのコピーをとる→そのコピーから字を切り出す、という形で集字帳を作っていくのです。

切り出した字には、原本の条幅と同じ番号を必ず添えるようにします。そうすれば、集字帳のそれぞれの字に添えた番号と原本の条幅の番号が対応していますので、容易に作品の中にある字を再確認できるわけです。

でも、全ての字を整理して貼っていくのは余りにも大変。ある程度、自分なりの基準を決めてから始めるのがコツです。アタシの独断で決めた基準に沿って、実際に集字したものを、順次お見せするつもり。

頑張って練習してるつもりなのに、なんかスランプ気味だとか、仲間から離れて勉強されている方など、参考になったらいいな、と思います。

しばらくは、単純な作業に没頭する時間が続きますが、所属会のオリジナル集字本を作ってみると、色々な発見があること間違いなし!是非是非オススメの方法ですよ~。^^
by narinya | 2006-10-09 15:03 | 書道 calligraphy | Comments(0)

narinya流 競書誌の活用法  1

d0090959_9255081.jpgブログにしてみたら書道の勉強部屋がスカスカなこと!ちょっと気合い入れてやってみます。

「毎月の本」自体は安いもの。どこの会でも、だいたい500円前後、1000円はしないでしょう。

そんなに安いのに、会=師のエッセンスが満載です。毎月の清書を出す他に、資料としての活用をしてみよう!

まず、写真のように、会長や役員の先生方の作品(手本や参考用)をファイルすることから始めましょう。本をきれいにとっておきたい人はコピーをファイルすればOK。

ファイルするときには何月号かということと、通し番号も書いておくと後々便利です。月を記録するのは、詩の内容が雑記ではなく季節ものの場合にお役立ちです。

いつまでやるのか?それは自由ですけど、キリがないので、私は会長の条幅作品100ヶをファイルして一段落つけました。(通算8年分。今知ってチョット驚いたっていうか、自分でひいた・・・)

ファイルをこの後、どう活用するかは、ボチボチのせていきます。マニアック過ぎても皆さん、ひかないでね♪♪♪
by narinya | 2006-10-06 09:25 | 書道 calligraphy | Comments(0)


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