ナリナリの好きな仁寺洞

カテゴリ
タグ
以前の記事
画像一覧
検索
ブログジャンル

膠の展覧会

溢れる情報からすかさずキャッチしてあちらこちらと動くよりも、確実に自分の中から出ることが増えるようにモゾモゾとしていることが好きなのは若い頃からまったく変わりませんね。それでもこのネット社会になって、こんな私でも情報なるものを簡単に目にする時代〜。これは行ってみたい!という展示会があってお出かけしてきました。

家からちょっと北上すればいいだけですぐに行ける場所だったのもよかったです。武蔵野美術大学美術館で開催中の『膠を旅する 表現をつなぐ文化の源流』主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館 監修:内田あぐり 膠から人間の営みが見えてくるし、表現することは泥臭さを伴っているという感覚や、自分も物質や粒子の一部だと思えてくるというか。膠製造に携わる方々の精神性とか。アートや芸術の源を感じる展覧会でした。


膠の展覧会_d0090959_16562245.jpeg
この日はお散歩がてら出かけるのに気持ちのいい天気でした^^



膠の展覧会_d0090959_16571062.jpeg

膠の展覧会_d0090959_16565814.jpeg
膠の展覧会_d0090959_16564711.jpeg
膠をとる前、動物の皮を乾燥させたもの。その後、またふやかす工程を経て、エキスに濃縮するために煮出して、固めてから切って乾燥させたものが下の写真の状態。やっと普段、私たちが目にする画材としての膠になりました。



膠の展覧会_d0090959_16574674.jpeg

膠の展覧会_d0090959_16573599.jpeg
膠の展覧会_d0090959_16572488.jpeg
色んな動物から抽出されて、形状も様々に異なる膠が分かりやすいように展示されていました。



膠の展覧会_d0090959_16581677.jpeg

膠の展覧会_d0090959_17175159.jpeg
書籍も買えました〜。




# by narinya | 2021-06-16 17:23 | お出かけ

持ち手と裏面

本日、無事にギャラリーにうちわを納品して来ました。連日、こんなブログを更新しているからそれしかしてないのかしら、この人…みたいになってますよね。笑 こちらがひと段落したらあちら、あちらが疲れたら目先を変えるためにこちら。そんな感じで色んなことを同時進行しています。

私が真剣にやるぞ〜!と思ってそうすれば、自ずと関わる方々も真剣になっていってくれるもので^ ^ 主にハングルに特化して書道教育していきたいと思ってから、時間もそこそこ流れた現在では、継続してくれる皆さまに私の信念も伝わっているし、腕も上げてきているし、真摯なお姿にこちらも励まされることが多くなってきました。

だからなおさら私も自分の目標とするところに手を抜いたらいけないし、もうやりたい事は全部やって過ごすしかない〜^_^ からの流れで、ちょっとやり過ぎた感が出てはいますが、今年もうちわを納品できてよかった。『国立うちわの市』開幕は一週間後(17日)です。作品の全貌は開幕に合わせてまた後日ブログでも詳しく載せたいと思います!


持ち手と裏面_d0090959_17182224.jpeg
持ち手には波紋なのかな、渦の焼き印(と思う)があります。骨に色をつけた時に同じ色で少しここも塗りました。金の絵の具も使って華やかさもプラス。




持ち手と裏面_d0090959_17184021.jpeg
渋い感じにしたくてハンコをおした紙をペタリ。うちわの図案に合わせた漢字を使いました。この遊印は可愛らしいので何かと色んな場面でおして調和します。ここ暫く登場する機会が多いので、そろそろまた別の文字でいくつか彫りたいです。




持ち手と裏面_d0090959_16134117.jpeg
団扇のおもて面には、これまで制作の過程をお見せしてきた蓮や波やノウゼンカズラなどを描きましたが、うら面には墨流しで作った紙を貼りました!使用したのは仮名書道の雁皮紙。水面に置きやすい!



持ち手と裏面_d0090959_16325208.jpeg
エブルをする為に、先生に手配していただいてトルコから入手した入れ物。テクネといいますが、半紙2枚がぴったりフィット。お陰でたくさん作ることができました!



持ち手と裏面_d0090959_16143618.jpeg
蓮の裏には墨と朱墨の2色づかいで作った墨流しを使用しました。



持ち手と裏面_d0090959_16142108.jpeg
こちらはノウゼンカズラの作品ですが、骨の色に合わせて同系色の茶色の墨流しを。膠の量や朱の成分の関係だと思いますが、墨単体に比べると作る過程の水面での広がり方が少し弱くなる瞬間があります。



持ち手と裏面_d0090959_16140652.jpeg
そしてこちらは波のデザインをしたうちわの裏です。シンプルに墨だけのものです。裏面も表面みたいだと言ってくれた友人^ ^ そのように見てもらえると嬉しいです。



持ち手と裏面_d0090959_18445461.jpeg


持ち手と裏面_d0090959_16581450.jpeg
番外編?先日、ちょっと出た先で流木を見つけました。流木は安くはないと思っていたのと、素朴な感じをどのように使うのかよくわからなかったのですが、うちわの台座にしたりしてもいいかも!と急に閃いて小さなものを購入してみました。

こう、年齢のせいでしょうか?前よりも明らかに自然界のものに目がいくようになりました。少しは視野が広がって余裕が出て来たのかな〜^ ^ 国立うちわ市ではギャラリーにディスプレイをお任せするので、この台座の出番はありませんが、今後、個展をする時には団扇や扇子と合わせて作品にしたいと思います!

来年の5月には実現させます。時間がやっぱり足りなさそう。部屋からくつろぐ一人がけの椅子を移動したら、てきめんに作業するようになりました。なんて単純な…と思うけれど、やる気とか頑張る決意などではなくシステムが行動を変えることの表れですよね〜。

またぼちぼち、うちわ以外のこともブログ載せます〜。



# by narinya | 2021-06-10 16:35 | 制作風景いろいろ

2021年『国立うちわ市』〜蓮〜

連日せっせと投稿してやっと3つ目のうちわモチーフご紹介ができました。やはり蓮は描きたいですよね〜。一年中いつ描いても素敵な題材なのですが、夏にうちわときたらやっぱりねぇ^ ^

うちわの紙をはがしたり骨に色づけしたりと加工をたくさんしているので、絵の色味を多くすることは控えました。墨の濃淡をベースにして一色程度にとどめました。3枚ある蓮の葉は塗り方をそれぞれ少しずつ変えて変化を持たせました。


2021年『国立うちわ市』〜蓮〜_d0090959_15325431.jpeg



線描きの一部と墨彩色の一部を動画にしました!






2021年『国立うちわ市』〜蓮〜_d0090959_15303519.jpeg
2021年『国立うちわ市』〜蓮〜_d0090959_15304917.jpeg
2021年『国立うちわ市』〜蓮〜_d0090959_15310004.jpeg


*****************


昨年同様、初日は入場予約制です。
予約は先着順で6月9日(水)から受け付けするようです。
詳しくはギャラリーのウェブサイトをご覧ください!

2021年『国立うちわ市』〜蓮〜_d0090959_18070516.jpeg

# by narinya | 2021-06-09 15:35 | 制作風景いろいろ

2021年『国立うちわ市』〜ノウゼンカズラ〜

作品のモチーフは何でもいいとはいえ、うちわとなれば、やはりうちわらしい題材ってあります。もちろん、うちわをキャンバスにして何でも自由に描くことも刺激的ですし、そういう挑戦や表現が似合う企画でもある『国立うちわ市』。

でも無難なところで^ ^ やはりうちわには季節モノや涼を感じるものを描きたくなります。蓮の花はやっぱり入れたい。そして会場ギャラリーのシンボルツリーであるノウゼンカズラも。垂れ下がったり蔓の植物は絵になります。動きがあるからです。

2021年『国立うちわ市』〜ノウゼンカズラ〜_d0090959_21411320.jpeg
2021年『国立うちわ市』〜ノウゼンカズラ〜_d0090959_21410526.jpeg

昨年もノウゼンカズラをモチーフに一つ作りましたが今年も登場です。墨で念入りに陰影をつけたので少し仕上がりも落ち着いたトーンになりました。




2021年『国立うちわ市』〜ノウゼンカズラ〜_d0090959_21405118.jpeg
2021年『国立うちわ市』〜ノウゼンカズラ〜_d0090959_21404079.jpeg



こちらも彩色の様子をYouTubeにあげてみましたので、よかったらご覧ください。





*****************


昨年同様、初日は入場予約制です。
予約は先着順で6月9日(水)から受け付けするようです。
詳しくはギャラリーのウェブサイトをご覧ください!

2021年『国立うちわ市』〜ノウゼンカズラ〜_d0090959_18070516.jpeg


# by narinya | 2021-06-08 21:53 | 制作風景いろいろ

2021年『国立うちわ市』〜波〜

2021年の『国立うちわ市』には3点ほど出品させていただくことになっています。昨年に引き続き、シースルーな加工をしてみます。写真は工筆画の紙に描く絵の線描きまでしたところです。画面が小さいので線描きはすぐに終わります。

2021年『国立うちわ市』〜波〜_d0090959_13282561.jpeg



骨をブルーに塗ったうちわは波をモチーフに構成しました。彩色、貼り付けなどの工程がまだ残っていますが、色を塗るとグッと形が見えてきてちょっと安心します^ ^

伝統文様の雰囲気を残しつつフリーハンドで自然な流れになるように描きました。最終は金の絵の具も使おうかと思っています。


2021年『国立うちわ市』〜波〜_d0090959_13253387.jpeg
2021年『国立うちわ市』〜波〜_d0090959_13254481.jpeg
2021年『国立うちわ市』〜波〜_d0090959_13261723.jpeg
2021年『国立うちわ市』〜波〜_d0090959_13262503.jpeg


彩色の様子を数分の動画にしておきました。YouTubeでご覧ください〜。





*****************


昨年同様、初日は入場予約制です。
予約は先着順で6月9日(水)から受け付けするようです。
詳しくはギャラリーのウェブサイトをご覧ください!

2021年『国立うちわ市』〜波〜_d0090959_18070516.jpeg





# by narinya | 2021-06-08 13:38 | 制作風景いろいろ


最新のコメント
管理人からおねがい
フォロー中のブログ