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by narinya
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2018韓中日国際書画交流展リポート その3 〜おもてなし〜

「2018韓中日国際書画交流展」の開幕式は午後からでした。それまでの時間は、順天郷大学名誉教授であり忠南書道家協会理事でいらっしゃる沈應燮先生のご案内で博物館(先生ご自身の博物館で上の階はアトリエになっていました♡)と美術館とお食事に連れて行ってもらいました。


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沈先生の博物館の前で中国からの作家さんと通訳さんと。



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展示室には沈先生の作品がズラリ。紙に書かれたものばかりではなく、刻字作品、硯に刻されたもの、篆刻作品・・・。本当に多様な表現活動をされていて素晴らしいです。



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先生のアトリエでは揮毫をしてプレゼントしてくださいました。一枚は中国側の代表の名前、もう一枚は日本側の代表である私に・・・という場面で先生が「君には前に書いてあげたよね?」と。

実は私は沈先生にお目にかかるのは2回目。8年前にお師匠さまの李先生に連れられて先生の個展に行ったことがありました。沈先生にはその時にハングルで名前を書いていただいていたのです。私から言う前に先生の方からおっしゃるとは。

日々、大勢の方々と交流するであろう先生が、まさか8年前の一瞬のことを正確に覚えていてくださったことに正直おどろきました。それで日本側で書いてもらったのは私の横にいらしたこの方。素敵に書いてもらえてよかった。私も嬉しいです。



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建物の外には石に沈先生の字が彫られたものが^^ こんな風にハングルをデザイン的に書く書風で有名な方なのですが、大学の先生でもあったからでしょうか、とても気さくな方で、この後に行った美術館でも私にいろいろとよく説明してくださって今回もとても優しくしていただきました。

ちなみに写真の石に書いてあるハングルはなんと書いてあるでしょう。答えは「웃음」ですね〜。



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お庭にいたカモたちと戯れるの図。



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景色もすっかり秋の洪城。写真の赤い文字は「洪州千年」と書いてあります。洪州とは洪城の昔の名前。この名前がついてから2018年が1000年だということで一連の行事があり、その一環としての書画国際交流展だったのです。



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小川を渡ります〜。朝のお散歩になりました。



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とてもいい美術館にも連れて行ったもらいました。政権ごとに展示できたり出来なかったり、脚光を浴びたり浴びなかったり、そんなお話も聞くと美術の役割をまた考えますね。

趣味として綺麗で楽しくて心豊かになることももちろんあるけれど、思想と深く繋がった行為でもあることまで皆で考えていけたらいいな。


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私のブログにしては珍しく食べ物の写真が登場。この焼き魚の盛り合わせの量がすごかった!この盛りがいくつもいくつも・・・。これ一盛りを2〜3人でいただく感じです。私は朝いただいたものも消化してなくてお魚は全然食べられなかったのが残念。袋に入れて持って帰りたかった〜。



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そしてまたまた珍しいことにいただきものを載せてみます。現地まで行った人しかもらいませんでしたが、お土産にと基礎化粧品のセットをくださいました。わざわざ用意してくださった手間を考えると、今回とても大切に迎えていただいたのだと改めてありがたく感じます。



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お師匠さまの奥様からは訪韓組一人一人にスカーフの贈り物をしていただきました。全て異なる柄を準備してラッピングも可愛らしくしていただきました。奥様には今回お目にかかれなかったのですが、12月の仁寺洞での水墨カリグラフィー展の時にソサンから駆けつけてくださるそうなので改めてご挨拶できそう。秋のお礼をよくお伝えしなくては^^


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最後、私たちをバス乗り場まで送ってくださったお師匠さま。チケットのちょっとしたハプニングがありましたが、先生が走って訂正に行ってくださって無事わたしたちはソウルに戻ることができました。

普通の観光旅行では出来ない体験や、出会わない人々、そして何かを受けに行くのではなくて発信する立場で行くことの意味。多くの方々のおかげでまた一ついい経験ができました。ありがとうございました〜。


by narinya | 2018-12-02 19:10 | 書道 calligraphy
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