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きらきら50代だ!!!
by narinya
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薔薇

桜の作品に続いてハルハナカフェに飾ってある薔薇の作品。5点飾ってありますがフレームは統一しました。背景の絵と手前の文字との間に空間を持たせることができるタイプの額です。

この薔薇の絵も「ハングルのペン・筆ペン通信講座」で教材として描いたもので、受講生の皆さまにはいい紙でカラー複製してお清書用紙として配布しました。このフレームに入っているのはその原画です。※この通信講座は現在は新規受付していません

色々と構成の選択肢がありましたが、縦長に空間が空いている絵なので思い切って縦長の紙を使って短冊風に(^^) そこにスッキリ一行でハングルを書きました。

韓国で最近やたらと流行っている「カリグラフィー(デザイン文字の総称と考えていいかと…)」の出現で、この作品に書いてあるような字も私が感覚的にサラサラと書いた手書きデザイン文字だと思っている方が多いみたいです。

確かにカッチリとした字ではないので型がある「書体」には見えにくいかもしれませんね。でもこれも書体として確立されているものがベースにあります。この薔薇の絵に書いた字などは、ほぼその書体に忠実に書いてあるんですよ^_^



薔薇_d0090959_11375125.jpeg


「勉強しなきゃダメ」とか上から目線の話がしたいわけではなく(笑)、「カッコよく書きたいのに」「頑張ってそう書こうとしてるのに」「でも何かが変」「そしてどこをどうしたらいいのかわからない」「うーんやっぱりカッコ悪くなっちゃう」そんな悩みが字を書いていると(特に見栄えよく変化をつけて書こうとすればするほどね)起こるわけですが、それは型をきちんと体にインプットしていないから起こることだと思います。

正しく美しく確実にインプットしてあればカッコよく崩せて安定感も保てるもので、そして、そこにそこはかとなく流れる品位というかですね、そういうものも隠し味に振りかけられるわけですね、ふふふ。

韓国の「カリグラフィー」に皆さまが何を求めるかは私が決めることではないのですが、私としては書道から派生したやり方しかできないからこんな話をすることになっちゃう。そしてこれはハングルに限ったものでもなく。たとえば日本人が日本語を書く時にも急にかっこよくアウトプットしようとしても簡単にできるわけがありませんね。

アウトプットが初めの目的でいいと思います。でもそこを目的に少しずつでいいから型の理解と学習をしましょう。センスや感覚と言ってしまう前に知識と慣れにトライしてみるのがいいですよね。そうしていると他の人の書いたあんな文字こんな文字の舞台裏もちょっとわかるようになります。

字としてあまりにもひどい崩し方だとか、誤字になっているとか、雰囲気と勢いだけで書いちゃってるなとか、反対に、ぱっと見は軽く見えるけどすっごく充実した字!とか、単純に見えてなんと深みのある線なのかしらとかね。審美眼とまではいかなくても自分がすべきことをしていると手と同時に目も少しずつ肥えるものです。

相変わらず理想を語るの大好き美奈子。自分自身への喝入れ作業としてのブログ更新です。ははは(^^) 前向きに夢を持ってできるところまでやろう〜 がんばろ〜。改めてそう思えた昨日の晩ご飯のお時間、共にしてくださった方に感謝感謝♡ 気分良くお仕事して夢を追える生活リズムを一日でも早く作る〜。花粉とにかく早く終わって欲しい〜。ではまた次の作品紹介で〜(^^)/



by narinya | 2019-04-09 12:40 | 画 painting
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