集字する基準といっても別に難しくありません。集めるときよりも、集めた後に、ある種の法則を持って観察する、と言った方が正しいかもしれませんね。
集字は
数が勝負です。とにかく、詩の中に出てくる頻度の高い字を見つけては、原本をコピーしたものから、それを、ひたすら切り出して貼って、切り出して貼って、切り出して貼って・・・です。字を切り出す時には絶対にカッターで!詩がバラバラになると、一気にやる気をなくしますから(笑)、ここは気をつけなくてはいけません。

写真は 「山」 ですが、この他にアタシが多く集字できたのは 「雲」、「雨」、「人」、「江」、「帰」、などなど。何か傾向や法則があるのか?を調べるのが目的ですから、3~5ヶあったら、必ず切り出して貼って、です。
切り出した字に添えた番号をたどれば、また作品に戻って観察ができる。これこそが、オリジナルで集字帳をつくることの、一番の目的といってもいいのではないでしょうか。^^